学名:Begonia
シュウカイドウ科 ベゴニア属
ベゴニアは約2,000種以上の(クリスマスローズの100倍)の原種があり、そこから生まれる交配種に至っては星の数ほど。
幅広いバリエーションがある植物です。
ベゴニアの原種は、赤道を取り巻く熱帯・亜熱帯気候(オーストラリアを除く)の、世界中の地域に分布しています。
ベゴニアは茎の形状から大別し、3タイプに分かれます。
①木立性ベゴニア
茎がすらりと伸び上がり、個性的な葉を茂らせながら、シャンデリアのような花房をつけるものが多いグループです。
優れた性質の花郷園オリジナル「流れ星」は、病害虫の心配も少なく育てやすい品種です。
花は桜の開花が始まる春から霜が降りる晩秋まで。
戸外の日陰や木漏れ日があたる程度の、風通しのよい場所でも育てることができます。
一年中室内で育てる場合は、直射日光の当たらない明るい窓際で管理をしてください。
冬季に日照不足にならないように気をつけるとよいでしょう。
②根茎性ベゴニア
ベルベットのような黒葉やステンドグラスのように光を透かす葉、着物の絞りのような繊細な突起状の葉など、そのバリエーションの豊富さから、コレクターもいるほど人気のグループです。
根茎がワサビの茎のように太く、地下や地表を這うように横に伸びるのが特徴。
丈が高くなりすぎることなく、木立性ベゴニア栽培時の半分の光量、やや光が届きづらい奥まった場所でも育てられるので、これまで植物を置くことを諦めていた場所でぜひ栽培してみてください。
湿度を好むタイプも多く、テラリウムで育てるのもおすすめです。
③球根性ベゴニア
茎が太った塊茎をもつタイプで、 多肉植物のコーデックス(塊根植物)を思わせる基部が魅力のグループです。
年々太くなる基部に水分を蓄える為、水は控えめに与えます。
茎を伸ばしながら先端に素朴な花が咲き、細葉が茂り、趣のある株姿になる為、盆栽仕立ての和風テイストでも楽しめるベゴニア。
夏は涼しく、年間を通し柔らかい光線で育てて下さい。
木立性ベゴニア
流れ星
根茎性ベゴニア
黒鷲
球根性ベゴニア
アメイジングレース
矢竹型
茎が直立し、竹に似て節がやや太くなり、上に伸び行き、やや高さが出る。
種本来の高さまで伸びると根元から新しく太いシュートが伸び出て茂る。木立性ベゴニアの中で最も品種が多い。
シャンデリア咲きの花が多く、見応え抜群。
叢生型
茎は柔らかい草質で、地際から多くの茎が多数伸び、叢生(そうせい)し、こんもりと茂る。
茎は細く、枝分かれし易い為ハンギングに向く品種も多い。
つる性型
茎がしなやかに、つる状に匍匐し、伸びゆくため、ハンギング仕立てにしても楽しめる。
多肉茎型
茎は多肉質で太く、直立して伸びる。
節間が短く、あまり枝分かれせず、こんもりと茂る。
多肉質の為乾燥に強いが、過湿には弱いので、乾かし気味に管理する。
園芸品種の数は少ない。
矢竹型
アナングレース
叢生型
ベネズエラ.sp
つる性型
オロココ
多肉茎型
ゴールデンガール
シャンデリア咲きとは?
木立性ベゴニアの中でも、矢竹型と呼ばれるタイプに多く見られる、豪華な花の咲き方を言います。
ベゴニアは、雄しべだけを持つ雄花と、雌しべだけを持つ雌花が同じ株に存在します。
始めは二枚貝のようなハート型の雄花を咲かせ、その後、その花の茎が二股に枝分かれし雄花を咲かせます。
開花させては落下、咲いては散る、を繰り返し、茎を分岐させていきます。
品種によっては、これを5回~6回繰り返し、最終的に枝分かれしたそれぞれの先端に雌花が付き、シャンデリア状の花房になります。
最初の雄花が咲いた時から、フィナーレの雌花までのサイクルは、2か月近くに及び、長く観賞出来る所以はココ!にあります。